セリフに苦戦中の石原さとみ　（C）ORICON NewS inc.

 

　女優の石原さとみが26日、都内で行われた主演舞台『ピグマリオン』制作発表会に出席。同作でロンドンの下町に住む花売り娘を演じる石原は「訛りとか、汚い言葉も多くて難しいです」と役作りに苦労しているといい、「ずっと『クソ』って言っています」と劇中のセリフを再現して見せるも、頬を赤らめ照れ笑いを浮かべていた。

　続けて石原は「文字にできないサイレン音みたいなセリフもあって、自分で発したことのない言葉を発しています。挑戦ですね！」と意気込み。共演の平岳大は「今まで（石原は）清楚なイメージしかなかったけれど、下町言葉を使うときはキュートなのに下品」と冗談を交えたコメントで会場を笑いに包んでいた。

　同作は、オードリー・ヘップバーン主演で映画化もされた『マイ・フェア・レディ』の原作であり、シニカルな視点で描かれたロマンス喜劇。

　発表会にはそのほか、小堺一機、倉野章子、網島郷太郎、春風ひとみ、増子倭文江、演出の宮田慶子氏、翻訳の小田島恒志氏が出席。同舞台は、11月13日より東京・新国立劇場（中劇場）にて公演される。