いくえみ綾「潔く柔く」映画化、長澤まさみ&岡田将生で

11月20日(火)10時38分配信

いくえみ綾「潔く柔く」映画化、長澤まさみ&岡田将生で
 
映画「潔く柔く」で瀬戸カンナ役を演じる長澤まさみ(左)と赤沢禄を演じる岡田将生(右)。

いくえみ綾「潔く柔く」の実写映画化が決定した。2013年秋に全国東宝系にて公開される。主演は、今回が初共演となる長澤まさみと岡田将生。

長澤まさみが演じるのは、幼馴染を事故で亡くし喪失感を抱えたまま大人になった主人公・瀬戸カンナ。一方岡田将生は、小学生の頃に事故に遭い、一緒にいた女の子を死なせたことに強い罪悪感を抱くもうひとりの主人公・赤沢禄を演じる。

監督は「ただ、君を愛してる」「僕の初恋をキミに捧ぐ」「パラダイス・キス」などで知られる新城毅彦。今回が初の映像化となるいくえみは、「初めての映像化に期待と不安が渦巻きます。原作より面白かったらどうしよう!という……」とコメントを寄せた。

「潔く柔く」は、Cookie(集英社)にて2004年から2010年まで連載され、2009年には第33回講談社漫画賞少女部門を受賞した数話完結のオムニバスシリーズ。痴漢に悩む女子高生の物語「由麻編」、進学のために上京した女子大生とアパートの隣人の交流を追う「亜衣編」、家庭教師先の教え子の兄に告白され、ふいに悲しい初恋の想い出が蘇ってしまう女子大生のエピソード「朝美編」など、さまざまな恋愛模様を10章構成で描いてきた。

今回はクライマックスを飾った「カンナ編」を映画化。高校時代、幼なじみの男の子を亡くしたカンナがそのショックと罪悪感に正面から向き合い、新しい恋に踏み出すまでを綴っている。

いくえみ綾コメント

初めての映像化に期待と不安が渦巻きます。原作より面白かったらどうしよう!という……。動いて音の出るもの、無音の切り取った画を見せるもの、それぞれの素晴らしさがあると思います。とてもとても楽しみです。

長澤まさみコメント

元々原作のファン(登場人物達の思いや言葉、ストーリー展開、着ている洋服…もう全てが大好きです!)だったので、私で大丈夫かなと不安になりましたが、『前向き』に進む主人公の姿に私も勇気づけられたのを思い出して、私にも出来るかなと頑張ってみようと思いました。共演者の方々と良いチームワークを作って、素敵な作品にして行ければと思います!

岡田将生コメント

今回演じさせて頂く赤沢禄という役は大人の顔と子供の顔をあわせ持つ、とてもかわいらしく、魅力的な役です。原作の世界観を大切にしつつ、映画ならではの新たな「潔く柔く」を、長澤さんと一緒につくりたいと思います。

 

 

 

 

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