永作博美×佐々木希『さいはてにて』製作決定!台湾出身の女性監督が能登を舞台に描く
永作博美×佐々木希『さいはてにて-かけがえのない場所-』で共演、製作決定
永作博美と佐々木希共演の映画『さいはてにて-かけがえのない場所-』の製作が決定した。監督には台湾映画界の名匠ホウ・シャオシェンの弟子にして、アジア映画の巨星エドワード・ヤンの後継者と呼ばれる女性監督チアン・ショウチョンが務める。 本作は、日本初の世界農業遺産にも登録された美しい能登(珠洲市)を舞台に、一杯の珈琲がつなぐ、人と人との心暖まる物語。
永作は本作のショウチョン監督について「監督が非常に物語を純粋にとらえているのが印象的で、その見解がどう演出に重なってゆくのかとても楽しみです。とても可能性の幅の広い作品のように思います」とショウチョン監督の演出に期待を込める。
一方、佐々木は外国の映画監督との仕事は初めてとのことで「不安もありました」と吐露。だが「監督とお会いするたびに、段々と言葉の壁がなくなり、今ではコミュニケーションを取るのがとても楽しみになっています。監督を始め、作品に関わる全ての方を信じて精一杯頑張ります」と意気込みを語った。
本作の主人公・吉田岬(永作)は、東京で一人生きてきた焙煎珈琲屋の女主人。幼き頃に生き別れた父を捜して、故郷の能登に戻り店を開くことに。そこで出会った隣人のシングルマザーのキャバクラ嬢、山崎絵里子(佐々木)とその子供達…彼女らとのふれあいの中で、やがて女主人は気づいてゆく。「独りで頑張らなくてもいいんだ」と…。
台湾から監督ほか一流スタッフを迎え、日本のみならず、国際映画祭・アジア同時公開を目指す映画『さいはてにて-かけがえのない場所-』は、2014年冬、全国公開。
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