キムタク主演月9主題歌にストーンズ!
9月2日(日)7時51分配信

 英ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズの大ヒット曲「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」が、SMAPの木村拓哉(39)主演のフジテレビ系「PRICELESS」(10月スタート、月曜後9・0)の主題歌になることが1日、分かった。同曲がテレビドラマの主題歌に起用されるのは世界初。キムタクは「まさに『プライスレス』な出来事」と驚き、喜んでいる。

 今年結成50周年を迎えたカリスマバンドと日本を代表する視聴率俳優の最強コラボが実現した。プライスレス=価格が付けられないほど極めて貴重なもの。木村も「まさか自分が参加する作品の主題歌に、『ザ・ローリング・ストーンズ』の名前が…」と仰天だ。

 「ジャンピン-」はボーカルのミック・ジャガー(69)とギターのキース・リチャーズ(68)が共作し、1968年5月に発売。全英1位、全米3位を獲得し、ストーンズのライブでは近年まで定番ソングとして歌われる代表曲。オープニングでキースが奏でるシンプルかつ激しいギターリフは、65年発売の「サティスファクション」とともに、40年以上にわたりロックファンの心をつかんできた。

 新月9ドラマ「PRICELESS」は、大手企業をクビになり極貧生活に転落する役どころに木村が挑む。主人公は、逆境にあっても常に前を向いて困難を力強く乗り越えていくキャラクターだ。

 同局制作側は突き抜けたパワーを持つ主人公にピッタリとして、「ジャンピン-」を主題歌に熱望。ストーンズ側との交渉では木村が国民的人気グループに属し、数々の高視聴率ドラマで主演を張ってきた経歴も説明した。ストーンズ側は「辛いことを笑い飛ばしながら前向きに生きる主人公が、バンドのイメージや歌詞ともマッチする」として使用を許可した。

 同局によると、ストーンズの楽曲では「サティスファクション」が1988年公開の映画「花のあすか組」(主演・つみきみほ)の主題歌、「悲しみのアンジー」(73年発売)が97年7月期の同局系連ドラ「フェイス」(主演・りょう)の主題歌になっている。日本での主題歌起用は、今回でわずか3例目。

 また、木村が主演したフジ月9ドラマの洋楽主題歌はこれまで4回あり、いずれもヒットと、洋楽との相性は抜群だ。

 50周年を記念して公式写真集「ザ・ローリング・ストーンズ 50」が7月に世界同時発売されるなど、パワーは衰えるところを知らないストーンズ。木村は「この曲からパワーをもらって、勢いのあるクランクインを迎えたい」と燃えている。














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