志村けんがハリウッドアニメの主演声優に決定！「そうです、わたしがロラックスおじさんです！」

　タレントの志村けんが、ハリウッドアニメーション映画『ロラックスおじさんの秘密の種』（10月6日公開）で、33年ぶりに吹替え声優を務めることが30日、わかった。志村の吹替え経験は、1977～79年にザ・ドリフターズ全員で出演し人気を集めた人形劇『ヤンマーファミリーアワー　飛べ！孫悟空』（TBS系）の孫悟空役以来となる。初ハリウッド＆初映画吹替えにして主演を務めるとあって「ちょっと緊張します」と明かしつつも、“変なおじさん”から森の命を守る“スゴいおじさん”への変身に「楽しみしてください！ダッフンダァ～♪」と意気込む。


　「今まで変なおじさんを自分自身好き勝手に演じてきたけれど、今回は世界で大ヒットしているアニメーションの、しかも森を守る不思議なおじさんを演じるのでちょっと緊張します」と、大ベテランらしからぬ胸中を語る志村。それでも、「この歳で新しいことにトライすること、まさかハリウッドデビューなんてちょっと照れちゃうけど、でもやっぱり好きに演じて楽しんでみたいと思います」と意欲を燃やす。

　同作は本物の木が1本も生えないほど環境が悪化し全てが人工で出来た街に住む少年テッドが、好きな女の子のために今まで一度も目にしたことがない“本物の木”を求めて街の外に飛び出すアドベンチャームービー。荒廃した土地に住む偏屈老人の助けを借りながら、本物の木を手に入れるためのカギを握る“不思議な森の住人ロラックスおじさん”（志村）に出会うため奮闘する姿を描く。

　昨年、笑福亭鶴瓶と芦田愛菜のコンビで話題を集めた『怪盗グルーの月泥棒 3D』を手掛けたユニバーサル・スタジオとイルミネーションの共同制作第二弾となる同作。前作のヒットを受け、今回も志村のパートナーには「愛菜ちゃんのような存在も検討しています」との発表もあり、続報にも期待が高まる。