愛菜ちゃん、新藤監督からの出演オファーに「ウフフ」92歳差コラボ

 2月15日(水)7時32分配信

愛菜ちゃん、新藤監督からの出演オファーに「ウフフ」92歳差コラボ
 
 新藤兼人監督の話を聞き笑顔を見せる芦田愛菜=東京千代田区、イイノホール(撮影・岡本好太郎)
 東京映画記者会(デイリースポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)で制定する「第54回ブルーリボン賞」の授賞式が14日、東京・イイノホールで行われ、「一枚のハガキ」で監督賞の新藤兼人監督(99)と、「うさぎドロップ」「阪急電車」で新人賞の芦田愛菜(7)の、“92歳差受賞者コンビ”の初対面が実現した。「太平洋の奇跡」で主演男優賞に輝いた竹野内豊(41)や、「八日目の蝉」で主演女優賞に選出された永作博美(41)らが出席した。



 受賞作「一枚のハガキ」を最後の作品と決めていた新藤監督が、日本中をとりこにしている“若き大女優”の才能を目の当たりにして、創作意欲をかき立てられた。ブルーリボン史上最年長受賞の99歳・新藤監督と、同最年少受賞の7歳・愛菜ちゃん。晴れのステージで、92歳も年の離れた2人が初めて対面した。

 新藤監督は「あと2年もたつと、私の座る位置は決まってまして、彼女の熱演にビックリすることでしょう」と100歳を超えた自分が、監督チェアーに座りながら、愛菜ちゃんの出演作でメガホンをとる姿を想像。玄孫(やしゃご)のような人気子役に、「監督をけ飛ばして、あなたが私を見て、『あぁ、なんだ、こんな(程度の)監督か』と言ってちょっと笑って下さい」とリクエストした。

 巨匠からの“出演オファー”に、愛菜ちゃんは「ウフフ、ありがとうございます!!」とかわいらしく頭を下げた。「(新藤監督は)ずっと映画のお仕事をされているので、すごいなと思います。(監督作品に)ぜひ出演したいです」と尊敬のまなざし。日本を代表する名優たちに見守られながら、「これからもお芝居をたくさん勉強して、ステキな女優さんになりたいです」と声を弾ませた。

 大勢の映画ファンが集まった授賞式会場を、大いに盛り上げた99歳と7歳。92歳差の2人が、再びコラボする日が待たれる。
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