異色の物語!ホマキ、女パイロット候補生演じる
8月13日(火)7時0分配信
女優、堀北真希(24)が10月スタートのフジテレビ系「ミス・パイロット(仮)」(火曜後9・0)に主演し、女性パイロット候補生を演じることが12日、分かった。男性パイロットや客室乗務員(CA)ではなく、パイロットを目指す女性が主人公という異色の物語。全日空の全面協力を得て、実際の訓練場でロケを行う本格派ドラマだ。
庶民に愛された終戦直後の町医者を好演し、高視聴率を記録したNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(昨年4~9月放送)以来となるホマキの連ドラ主演作が決定した。今度は女性パイロット候補生に“転身”だ。
ドラマは就職活動に失敗した主人公、手塚晴(はる)がパイロットを志し、仲間とともに厳しい訓練や重圧を乗り越えながら成長していく奮闘記。
女性を主人公にした航空ドラマといえば、堀ちえみ(46)がCA候補生を演じて大ヒットした「スチュワーデス物語」(1983~84年)などCAが描かれるのが主流だったが、女性パイロット候補生を題材にした作品は極めて異例だ。
撮影に全面協力する全日空では、現在約2500人在籍するパイロット(機長、副操縦士)のうち、女性は副操縦士のみの約20人という狭き門。
後藤博幸プロデューサーは「男性にとってパイロットは、いつの時代も憧れの職業。女性パイロットも活躍していることに夢を感じ、企画しました」と説明し、「女性パイロットは『強い女性』をイメージしますが、正反対の女性らしいイメージを持つ堀北さんに演じてもらいたいと思った」と起用理由を明かした。
9月上旬に撮影開始。堀北演じる手塚晴は、全日空のパイロット候補生という設定で、実際に候補生が着用する制服を着て、本物の訓練場でロケも行う。訓練シーンでは実際の操縦訓練でも使われるシミュレーターが登場するなど、本格派な仕上がりとなりそうだ。
堀北は「『えっ!? 私がパイロット!?』という驚きは、このドラマの主人公と一緒。共感しながら取り組めるのではないかと思います」と等身大での演技を誓い、「パイロットという仕事の厳しさ、素晴らしさを通して、みなさんに元気と夢をお届けできるように頑張ります」と約束した。
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