映画「謎解きはディナーのあとで」の完成披露会見に出席した北川景子（写真：サンケイスポーツ）

 

 

　嵐の櫻井翔（３１）が３日、東京・ＴＯＨＯシネマズ六本木ヒルズで、主演映画「謎解きはディナーのあとで」（土方政人監督）の初日舞台あいさつを行った。この日２回行われた舞台あいさつの模様は４０都道府県の７５館で同時生中継され、邦画新記録の６万１６００人を“動員”。劇中の毒舌執事になりきった櫻井は「一度しかごらんにならないお客さまの目は節穴でございますか？」とおちゃめにＰＲした。

　“櫻井執事”が初日舞台あいさつの金字塔を打ち立てた。この日、２回行われた舞台あいさつは配給の東宝史上最多となる７５館（４０都道府県）で同時生中継され、６万１６００人が見守った。

　初日舞台あいさつを同時に見た観客数として邦画史上最多記録を達成。これまでの最高は、嵐の二宮和也（３０）主演で３月に公開された「プラチナデータ」の全国７２館６万人だった。

　櫻井は毒舌執事になりきり、「一度しかごらんにならないお客さまの目は節穴でございますか？　何度でも見ていただけたらありがたき幸せ」と語り、全国のファンを大喜びさせた。さらに、個性的なキャラクターが満載な同作だけに、初日前日にはフジテレビ系で椎名桔平（４９）演じる風祭警部のスピンオフ（派生作品）ドラマが放送。櫻井は「それぞれのスピンオフは無限にできるし、また新たな形で何度でも楽しんでもらおう、いや、何度でもやってやろうと思います」と続編に意欲を見せた。

　北川も「お嬢様のスピンオフもやりた～い！」とご機嫌。すかさず“毒舌執事”が「その時は私も…」と出演に名乗りを上げると、“お嬢様”も「いないと成り立たない」と一蓮托生をアピール。共演の生瀬勝久（５２）は「それは本編じゃないですか」とツッコんで笑いを誘った。

　また、この日は大富豪に仕える執事役の櫻井と令嬢役の北川が、自家用ヘリコプターで映画館に到着するゴージャスな演出で沸かせた。同日朝に都内のヘリポートで２人がヘリで舞台あいさつに出発するシーンを撮影し、本編上映後にスクリーンで公開。その流れでタキシード姿の櫻井と黒のドレスに身を包んだ北川が登壇すると、場内は大歓声に包まれた。櫻井は「楽しんでいただけたであろうみなさんの笑顔と、朝から華やぐスタッフの笑顔が見られて、本当に今日は胸がいっぱいです」とここでも超有能な執事ぶりを発揮した。

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