佐野和真との復活愛を率直に語った北乃きい（写真：サンケイスポーツ）

 

　女優、北乃きい（２２）が１８日放送のフジテレビ系「海の上の診療所」（月曜後９・０）の第６話でマドンナ役を演じる。主演の松田翔太（２８）扮する病院船の医師が恋に落ちる介護福祉士役で、ゲスト出演は２００５年のデビュー以来、初。ロケ地の愛媛・今治市でサンケイスポーツの取材に応じた北乃は、祖母の看病で芽生えた介護士への思いや俳優、佐野和真（２４）との復活愛が報じられた恋愛について率直に語った。

　光輝く瀬戸内海の風に吹かれながら、北乃は“まぶしい”マドンナを演じた。

　「海の上の診療所」は、主人公の病院船医師（松田）が診療に訪れる島々の女性に恋しては振られる物語。第６話マドンナ役の北乃は高齢者を訪問介護する元ヤンキーの介護福祉士役で、一途な優しさと責任感を持つ純情な女性を熱演する。

　介護士役は初だが、運命を感じている。１６歳の時、女優と学業を両立する中、胃がんを患った大好きな祖母を介護した日々を告白。翌年、祖母は死去した。「そのとき介護を学びたい思いが強くなって、少しずつ本で勉強するようになって…。今回の役で、改めて介護福祉士の資格を取りたいと思った」と熱く語る。

　マドンナ役同様、純情な思いを秘める北乃。劇中では松田演じるほれっぽい主人公に告白されるが、自身については「自分から好きな人に告白できたことはないし、最初に自分から相手を振ったこともない」と明かした。「祖母はお見合い結婚でしたが、死ぬまで祖父を支え、祖父が亡くなった後に病気になって…。それは２人の絆を表している気がするし、素敵だと思う」と瞳を輝かせた。

　自身は佐野和真と２０１０年に熱愛を報じられた。その後、仕事に集中するため別々の道を歩んだが、復活愛が先月、写真誌で報じられた。「今、恋をしている？」との質問に「そうですね。普通に充実しています」とキッパリ。

　現在の恋愛について「自分を理解してくれる人なら、離れることがあっても、好きって気持ちが変わらなければ平気。そう思える人と一緒にいることは私にとって自然なんです」と２２歳の女性として真摯に語った。

　恋にも演技にも一途に向き合う“マドンナ”はすがすがしかった。

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