「いったいなぜ……」CMギャラ2,500万円の“天才子役”芦田愛菜がテレビから消えたワケ
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DVD『ファーストコンサート ~ウィンターワンダーランド~』(NAYUTAWAVE RECORDS)
かつてイヤでも見ない日はなかった子役の芦田愛菜が、テレビから消えた。
昨年までは、ドラマ・映画・バラエティと、とにかく露出の多かった彼女。2012年9月まで放送されていた主演ドラマ『ビューティフルレイン』(フジテレビ系)以降、活動を自粛しているのは明らかだが、どんな意図があるのだろうか?
「売れだしてから、バックに“芸能界のドン”ことバーニングプロダクションの周防郁雄社長がついたことで、子役と言えどもCMのギャラは多い時で1本2,500万円まで跳ね上がったといわれています。ここまで知名度を上げた彼女にとって、連ドラにスケジュールを奪われるよりも、高額で単発の仕事を選んでいったほうが効率がよく、賢い選択なんです。この転換の仕方は、高い地位を築いた人気俳優なんかが戦略として行いますが、それを若干6歳でやるとは恐れ入りますよ」(芸能関係者)
確かに、今年に入ってからの仕事は、海外映画のPRのための記者会見や、話題作りのための映画吹き替えといった、芦田が出演していない作品の宣伝ばかり。ここ最近も、米映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』や、米アニメ映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』などのPR会見に登壇していた。
また、昨年まで多く出演していたバラエティ番組でも、めっきり姿を見なくなってしまった。ここにも戦略があると見られている。
「今年3月に『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演しましたが、自身の1stコンサートのDVDの宣伝絡みでした。昨年、バラエティ番組に出すぎたせいで、CMのギャラの相場が1,000万円も下がったといわれてますから、ここでもったいつけて女優としての価値を上げたいのでしょう」(同)
今夏には、ギレルモ・デル・トロ監督の米映画『パシフィック・リム』の公開を控えている芦田。もしこれが評価されれば、世界的な女優としてさらにステップアップが図れるかもしれない。ともあれ、最近、彼女の十八番である“泣きの演技”が気軽にテレビで見られないのは、少し残念だ。